李 洪 志
二〇〇二年七月二十二日
皆さん、こんにちは!(熱烈な拍手)
長く皆さんとお会いしませんでした。多くの原因があるから、私はあまり多く出てきたくありません。大法弟子が法を実証し、衆生を済度しており、全ての大法弟子は皆自分の道を歩んでおり、全ての大法弟子に皆自分の道を歩む機会がなければならないので、師父として皆さんに自ら法を実証する機会を与えなければなりません。皆さん自身にそれを行わせなければなりません。これが最大の原因です。もちろん、多くの学習者は法を実証し、衆生を救い済度し、真相を伝える中で、やはり多くの質問があって、どのようにすべきかを師父に聞きたいと思っています。
皆さん覚えていると思いますが、三年前、邪悪な迫害が始まったばかりの時、多くの学習者がどのようにすべきかが分かりませんでした。若い弟子は文化大革命のような邪悪を経験したことがありません。しかし、次第に皆さんが冷静になり、どのようにすべきかが分からなかった状態から、最後にそれが分かるようになりました。過程の中で損失がありましたが、道は皆さん自身で歩んできました。全ての人は今回の邪悪な迫害の中で、自分がどのように行うべきか、どのような道を歩むべきかを厳粛に考え、その中から自分の威徳を樹立し、巨大な困難の中から乗り越えてきました。これは素晴らしいのであって、大法弟子が行うべきことであり、これはあなたが残した法を正す道、覚者の威徳です。ですから、多くの時、どのようにすべきかを師父は皆さんに教えることができません。法が既に説かれたので、法をもって量れば良く行うことができます。重要な問題がある時、私は必ず皆さんに教えます。それ以外、皆さんがぶつかった多くの具体的な問題は、皆さん自ら見計らって、自分で方法を考えて解決しなければなりません。問題が現れたところは、すなわち皆さんが真相を伝え、救い済度する必要のあるところです。困難にぶつかったらそれを避けて通ろうとしてはいけません。私たちに損失をもたらし、法を実証することに妨げがある時、それを避けずに、正面から真相を伝え生命を救い済度すべきです。これが大法弟子の慈悲であり、私たちが生命を救い済度しているということです。同時に、真相を伝える中で、多くの騙された人と誤解及び偏見を全部解決することができます。なんと言っても、中国で起きた今回の邪悪な迫害の中で、でっち上げの宣伝は衆生を惑わし、人をだます虚像をもって事実を覆い隠しました。真相を前にし、人々は皆よく考えるに違いありません。自分がどのようにこの全てに対処するかも人間自身の選択です。
ですから、全体から見れば、この三年間の中で、皆さんは全体的によく行いました。しかも、ますます成長してきており、理性的になりました。特に中国大陸の学習者は、最初はどのようにすべきかが分からなかったため、少し混乱しているように見えました。しかし、すぐどのようにすべきか分からない状態から、今回の邪悪な現実にどのように対処すべきか分かるようになり、最後は皆さんが冷静になり、今日になって皆さんはますます成長してきました。一億人以上の人が修煉しており、新しい学習者、古くからの学習者、法を深く勉強した学習者とそうではない学習者、法に対して理解し認識したばかりの学習者がいますが、これらの学習者は全部法に基づいて法を認識することができるというわけではありません。今回の魔難に直面して、法を深く勉強しなかった多くの学習者と新しい学習者に、自分の常人の心を抱きながらの異なる認識と法を実証することに対する理解があります。そのため、法を実証し真相を伝える中で、多くの人は程度の違う常人の心を抱きながら行っています。このような人が迫害される時、常人の心が人間の情に動かされ、偽善と欺瞞に動かされてしまいます。どんなことがあっても、法を勉強し続けて、はじめて常人の心を取り除き、執着を除去することができ、それによって常人の中の全てに動かされないようになるのです。三年余り過ぎましたが、今回の旧勢力が私たちに押し付けた迫害によって、邪悪な虚言を暴露し、大法を実証し衆生を救い済度する中で私たちもますます成長し、理性的になり、更に冷静となり、心を固め、もっと厳粛に今回の邪悪な迫害に対処することができるようになりました。
大法は世間で十年伝わりましたが、三年前の当時まだ十年になっておらず、わずか七年でした。時間が短いとはいえ、大法は既に宇宙に、この世に根を深く下ろし、誰にもそれを揺るがすことができません。現在の全体的な状況から見ると、表面では迫害はまだ非常に邪悪ですが、実はそれらの人間を抑制し操ることのできる邪悪な鬼はすでにさほど残っていません。残りが少なくなればなるほど、わめきたて、ヒステリーになっています。大法に対する理解が異なっている修煉者にとって、それぞれに現れてくる大法に対する確固不動の気持ちが異なり、現在法が正されていることの形勢に対する感じ方も違います。自分自身の状態によってそれぞれの感じ方が違います。一部の人にとって、形勢は非常に厳しいのですが、一部の人にとって、形勢は既に大分緩和されました。また一部の人にとって、今がまさに世の人々を救い済度し、真相を伝える最もよい時機だと思っています。法に対する認識と理解の違いによって現在の形勢に対する感じ方も異なります。この全てはみな、異なる人心と対応しています。良く行っていれば自分の周りの環境を変えることができ、良く行っていなくても、自分の周りの環境を心によって変化させることができます。大法弟子の異なる心の持ち様によって、環境に対する感じ方が違います。そのため、それぞれの人々に現れる状態も異なります。私から見れば、真実の状況はすなわち、邪悪な旧勢力が自分のやろうとしていることをやり遂げようとしていることです。皆さんが良く行うということは、旧勢力が按排した道を歩むことではなく、目的は旧勢力に隙に付け入られないようにすることです。いずれにせよ、大法弟子は全体的にますます成長してきており、理性的になり、冷静に確固として厳粛にこのすべてに対処しています。最初の頃、多くの学習者は様々な常人の心を抱いており、それぞれ異なる状態を現しました。表面では法を実証しているようですが、実は常人の心が混ざっているため、法を実証する目的に達することができず、いったん迫害されたら、また逆の効果をもたらしてしまいました。今は違います。皆さんは既に三年前とまったく異なりました。もちろん、修煉の中で皆さんにまだ常人の心があり、そのため常人の中で修煉することができます。しかし、これらの常人の心が表れてくることもあり、時々各種の環境の中で良くない作用を果たしています。しかし、皆さんは三年前と比べて、やはりますます素晴らしくなりました。つまり、大法弟子はますます成長してきました。
邪悪の迫害はもう長く続きません。なぜなら、人間を操る邪な魔やめちゃくちゃな鬼がますます少なくなったからです。人間が自ら何かの大きな事をやり遂げようとしても、その能力はありません。人間は以前からほかの生命によって操られています。当初、中国の邪悪の首魁が敢えて大法弟子を迫害したのは、邪悪な要素がこの邪悪なものを操っていたからです。法を正す全体的な形勢から見ると、大法弟子が法を正し、衆生を救い済度し、真相を伝える中で行った全てはみな、最終的なことを行っています。『新約聖書』ヨハネの黙示録の中に邪悪な獣が口をもって神を四十二ヵ月攻撃すると言っている、と皆さんが正見ネットに出した文章の中に書いてあります。つまり三年半の時間です。その通りかどうかはさて置いて、この邪悪な芝居は本当に意余って力が足りない最終の一歩になりました。
中国で邪悪な鬼に操られているこの世の邪悪の首魁は既に人間ではなく、あのばか者はとっくに死んでしまい、あの生命を構成した全てが全部地獄にいます。ただ後天的に形成された身体の最も表面の皮、後天的に形成された物質の形はまだ邪悪に支えられています。旧勢力が按排した大法への試練の終結時間がまだ到来していないため、旧勢力はできる限り維持させています。もし今日にでもこの表面が支えられなくなったら、すぐに一握りの灰と一筋の黒い気になり、何も残りません。常人の言い方で言うと、彼は既に百回以上も死にました。しかし、それらのめちゃくちゃな鬼はまだそれの表面の形を支えており、それの最も表面的なものを利用しています。それの理性はまったく正常なものではなく、大法と大法弟子を迫害したことに今怖くなっているため、位を退く勇気はなく、発狂しており、法輪功のために生きており、恐怖のあまり生きた心地もしません。人間を操るこれらの邪悪は、大法弟子が正念を発し真相を伝える中でますます多く取り除かれました。私たちが全てを行う中で、法を正す全体的な形勢から見ると、宇宙の中の旧い要素は絶えず減らされています。それによって、邪悪の力はますます弱くなり、広範囲の邪悪を維持しようとしてもすでに不可能になりました。邪悪は局部で悪事を働くしかなく、しかも範囲はますます小さくなりました。ですから、真相を伝えることは全ての弟子が重視しなければならず、これは皆さんが全力を挙げて最も行うべき最も偉大なことです。衆生が救い済度されること、皆さんが対応している天体の圓満成就は全部その中にあります。大法弟子なら誰でも行うべきことであり、全ての機会を逃さないようにしなければなりません。
皆さんも目にしましたが、現在中国大陸以外の人々はますます目覚めてきました。これは、大法弟子が真相を伝えることによって現れてきたことですが、同時に法を正す勢いが更に多くの邪悪を根絶し、邪悪が既に世の人々を操ることができなくなったためでもあります。人々は皆冷静になって考えています。人間を抑制するものがすでになくなり、人間を操って悪事を働かせる要素が根絶されたため、中国大陸以外の人は更に目覚めて、しかもますます目覚め、中国で起きた今回の邪悪な迫害をはっきり認識することができました。中国大陸以外の大法弟子にとって、これは更に真相を伝え、全世界の人々と各国の政府に今回の邪悪を更に認識させる機会でもあります。ですから、この面の仕事をする際、より着実に行い、真に人々にこの全てを認識させるよう期待しています。
皆さんは大法弟子なので、いかなる環境においても、真相を伝え、衆生を救い済度する中でも、皆さんは大法弟子としての姿を表さなければなりません。なんと言っても皆さんは修煉している人なので、このことができるようにするため法の勉強は最も重要なのです。いくら忙しくても法を勉強しなければなりません。特に後になって表に出てきた学習者、落ちてしまった学習者または付いてこられなかった学習者は、多く法を勉強し、指摘の言葉を多く聞き入れ、早く追いついてきてください。正念を発することは全ての人が重要視しなければなりません。なぜならば皆さんが大法弟子であり、常人が大法のために何かを行っているのではなく、大法弟子が法を実証しているからです。中国のあの邪悪の首魁は、私は自分がイエスや釈迦牟尼だと自称しているというデマを流しています。ご存知のように、これはあの口を開けば嘘を言うものででっち上げです。私はイエスではなく、釈迦牟尼でもありません。しかし、私は真理の道を歩むだけの勇気ある、真理のために生死を顧みず、衆生を救い済度するために身を捧げる勇気ある無数のイエスと釈迦牟尼を作り出しました。(長時間の拍手)全ての大法弟子は、真に自分自身を認識し、自分の道をしっかり歩んでください。皆さんは本当にそれほど偉大なので、必ず理性的に、厳粛に今日行うべきことをきちんと行ってください。特に大法弟子の内部において、私たちが外に対して真相を伝える時、衆生に慈悲をもって接しなければならないと思っていますが、大法弟子の間も慈悲でなければなりません。皆さんは同じ法門の弟子であり、皆宇宙で法を正すことに心を尽くし尽力しているため、お互いの間に協力しあうべきです。度を過ぎて常人の心で物事に対処しないでください。お互い常人の心を抱いているために、生じるべきではないトラブルと議論を起こさせないようにしてください。これらのことに大法弟子の寛容、善良と和やかさを表すべきです。相手のことは即ちあなたのことであり、あなたのことは即ち相手のことです。私たちは常人の団結を講じませんが、それは一種の無理に求められている表面形式です。皆さんは修煉者であり、さらに高い境地を持っています。ですから、多くの仕事に表れてくるのは、相手を理解すること、他人の意見に耳を傾けること、大法をもって正誤を判断することなどです。実は、皆さんは以前と比べて大分良くなりましたが、私が思うには、これからも更に良く行うべきです。
今日は主に皆さんに会いにきたのです。前回のカナダでの大法伝出十周年の法会に私は行きませんでした。大法弟子がしっかり行わなかったからではなく、私に会いたい世の人々が多いからです。私は公の場に出たくありません。なぜならば、公の場に出ると、社会の全ての焦点はみな私のところに集まってくるからです。現在皆さんは世の人々の中で法を実証し、真相を伝える中で衆生を救い済度し、皆さんの全てを圓満成就させているのです。ですから、私は機会を皆さんに残したいと思います。やはり皆さんに行ってもらいたいと思います。さもなければ、私が出てきたら、皆さんが社会で何かを言っても、政府に行って何かを話しても誰もそれを聞きません。皆直接私の話を聞きにくるのです。そうなると、師父は法を正すことをする傍ら、この世のこともしなければなりません。私一人でとてもできません。そうではありませんか?もちろんほかの理由もあります。
多く話したくありませんが、今日は皆さんに会いにきただけです。今回の法会は更に良く行われるように期待しています。同時に、今回の法会が良く行われ、特に大法がアメリカで足場を固めることができたのは、アメリカの国民から多大な支持をいただいたからです。ここでアメリカの国民に感謝の意を申し上げたいと思います。(拍手) 国会議員及び各級政府の議員の方々、アメリカの各級政府に感謝の意を申し上げたいと思います。(拍手)
自分の道をきちんと歩みましょう。いずれにせよ、最も素晴らしい全ては大法弟子を待っています。最も恐ろしい全ては法を正すことにマイナスな作用をもたらしたそれらの人を待っています。(長時間の拍手)