李 洪 志
二〇〇五年五月二十五日
(熱烈な拍手)皆さん、こんにちは!(拍手)(皆さん:師父こんにちは!)
1999年7月20日以前にトロント法会がここで開かれたことをまだ覚えています。(熱烈な拍手) 当時邪悪な中共による弾圧と迫害が始まろうとしており、私は「一つの心が動かなければ、全ての変動を制することができる!」と皆さんにお話しました。(熱烈な拍手) もちろん、理解できる学習者もいれば、何もせず、何も行わないと理解してしまう学習者もいます。(笑)(みな笑って) この「一つの心が動かなければ」というのは、確固たる正念と正しい信念が動かないということを指しており、衆生を救い済度するという大法弟子の責任と、魔難の中で修煉を高めるという道を歩まなくなるという意味ではありません。そのようになってはいけません。いずれにせよ、修煉なので、それぞれ異なる認識を持っており、程度は違いますが、常人の中の執着をもって大法の中に入ってきた人もいます。修煉の過程で多くの常人の心をなかなか取り除くことができないため、法に対して、異なる理解と認識を持っています。ですから、今回の魔難の中で学習者それぞれの大法に対する認識、執着心の多さを十分表しました。各種の表れと状態を迫害の中で皆さんも目にしました。私たちは今回の迫害を無理やり押し付けられたのであって、認めてはいけないのです。しかし、迫害の中で確かに修煉の中の足りないところが現れましたし、大法弟子の素晴らしい一面も現れました。師父に従って今日まで歩み、迫害を乗り越えてこられたことは、すなわち素晴らしいことです! (熱烈な拍手)
大法弟子の修煉はもし今回の迫害がなければ、別の形になると以前話したことがあります。もちろん、これはすでに過ぎたことであり、これ以上話してもあまり意味はありません。しかし、すでにこの情況になり、この状態の中で、真の大法弟子は法の中で自らの心を固め、自分自身を向上させ、迫害に反対する中で衆生を救い済度することができ、今日まで歩むことができ、本当に素晴らしいことです。皆さんは今回の迫害の邪悪さ、厳しさ、下劣さを目にしましたが、今回の迫害は歴史上の今までの神佛の弟子に対する迫害とはもう一つの異なるところがあります。つまり、歴史上のいかなる迫害も公に行われていたのに対し、今日の中共邪党が歴史上人々を迫害するための各種の邪悪な経験と下劣な手段を身につけたため、今回の迫害、邪悪な弾圧に使われた多くの手段は人目に触れないところで、公にすることのできない状態で行われています。ですから、世の人々にこの迫害を知ってもらい、社会に震撼を与え、人々が今回の迫害に対して憤りを感じ、大法弟子を声援するなどのことはなかなか難しいようです。邪悪は真相を隠していますが、迫害の手段は非常に邪悪なのです。これはかつてないことです。これは中共邪党が百年来、すでに備えてきた最も邪悪な経験であり、極めて秘密裏に迫害の罪を隠しています。
つまり、大法弟子に押し付けた今回の魔難は歴史上なかったことです。当初迫害が始まったばかりのとき、それらは公に迫害する手段を取りました。しかも、天が崩れ落ちそうな邪悪な勢いで、大法弟子を圧倒しようとしました。邪悪の勢力、卑しい鬼、悪党らはそれができませんでした。そして、迫害が長引けば、国際社会の注目と中国の人々の反感を買ってしまい、社会の多くの人々は大法弟子を応援し、迫害への反対を支持するようになると気づき、悪党はこの迫害を水面下で行うようにし始めました。表面から見れば、中共邪党はまた勝利を収めたかのように見え、同時に人々に事態がすでにおさまったという印象を与え、平和を粉飾しています。しかし、人目に触れないところで相変わらず陰険な手段で大法弟子を迫害しています。後期になって、中共政府に一辺倒のラジオ、テレビ、新聞も報道しなくなりました。しかし、弾圧と迫害の手を緩めたことはありません。これは歴史上かつてない、無頼政府が民衆を迫害するときの手段です。皆さんはすでに目にしましたが、世界各国の主なマスコミの多くはこの状況下で、大法弟子が受けた迫害を報道せず、罪悪の中で沈黙を保ち続けています。
もちろん、ここにもう一つの要素があります。つまり、現在中国は全世界の経済のマーケットになっており、多くの国は中国の投資環境に引きつけられています。中共に良い資源があるわけではなく、中共が良くなり、中国の環境を変え、または中共邪党に良い方法があって、全世界の投資家を誘致したというわけでもありません。実は、理由はとても簡単です。中国人は中共に長年にわたって貧困生活に追い込まれ、貧しい生活を恐れており、お金を多く貯めようと思っています。また、中国人が勤勉であり、一つの仕事に長く就いており、安定しています。これだけのことで投資家を引きつけました。世界の多くの民族の人は少し儲かったら、仕事を辞めてしまい、お金がなくなってからまた仕事を探すという生活をしています。しかし、中共の統治下で中国人は貧困を恐れ、お金を多く貯めたいと思い、金儲けさえできれば、どんな仕事でもやり続けます。このことはたくさんの長く働ける労働者、特に安定して働ける技術者を必要とする投資家を引きつけました。ですから、中共邪党も中国人のこの心理を掴み、中国人を利用しています。そして同時に投資家の資金と多額の財力、資源、人間を利用して国民を弾圧し、法輪功を迫害しています。ですから、世界の多くの国は経済利益のために、今回の迫害について態度を示していません。
迫害の中で皆さんも目にしましたが、人類社会が宣揚しているいかなるものも当てになりません。全世界の多くの人は人権を口にしており、多くの国は信仰の自由を唱えています。全世界の人はこれらのことを人類の最も基本的な生存条件と人間の最も重要な権利として捉えているようです。しかし、中共が極めて邪悪な手段で中国人と人権、信仰の自由をひどく踏みにじっているとき、全世界の多くの政府とマスコミは声を上げていません。つまり、利益の前に信仰の自由や、人権などは全て価値のないものになってしまいました。良心とは何でしょうか。人間のいわゆる良心というものも、このとき価値を失いました。人権や信仰の自由はただ単に、一部の人の現実の既得権益を守るために宣伝されています。しかし、大法は皆さんが修煉の中で認識した宇宙の本当の真理であり、永遠に不変であり、不動なものです。いかなる情況と環境下でも、正しい理を守るべきであり、いかなる情況下でも、人間は従うべきものです。どんな環境の中にいても、修煉者が十分な正念さえ持っていれば、大法によって向上し、大法から啓示と助けを得ることができ、これによって正念が強まり、いかなる常人の手段、邪悪の誘惑にも妨害されません。これはすなわち宇宙の法則と、人間の神に対する正しい信念です。これは修煉者が昇華していく過程で真理が表したものであり、常人が宣伝している、常人の利益を守るためのいかなるものも比べることができません。つまり、この全てが常人を超越しているため、大法弟子は今回の迫害を乗り越えることができました。
実は全世界の多くの政府とほぼ全ての大手マスコミが何も言わなかったのは、上の二つの理由のほか、もう一つ最も根本的な要素があります。つまり、旧宇宙の中の旧勢力の要素は全世界の法を得ていない人を隔離しており、このことに関わらないようにしています。その目的は大法弟子にこれらの局部地域において「試練」を与えるためです。世の人々が関わるようになれば、大法弟子に対する試練はそこまでの邪悪さに達することができず、大法弟子に按排したこの厳しいいわゆる魔難の中で大法弟子が最後までやり遂げることができるかを見てみたいという旧勢力の目的をも達することができません。これがその最も根本的な原因です。
いずれにせよ、今回の迫害の中で、私と大法弟子は全般にわたってこの迫害を否定しています。このため、この迫害を全般的に否定する中で、師父である私の要求に従い、皆さん特有の修煉者の状態を保っています。大法弟子として、自分の責任を果たす中で、この全てを正しく行うことができれば、これはすなわち精進です。以前皆さんにお話したことがありますが、修煉に関して言えば、今までいかなる修煉者にも同様に難しい修煉状態があり、それは厳しくて長期にわたる試練でした。特に常人の現実利益の中で修煉する場合、これは実に難しいことです。各方面の利益は修煉者を誘惑しており、少しでも油断すると、あなたの考え、認識、ひいては常人の心によって、現実社会の波のまにまに流れてしまいます。ですから、この修煉方法は非常に難しいのです。難しいだけに、今日の大法弟子が高いレベルまで修煉することができるということを違う角度から物語りました。環境が難しくなければ、修煉者の人間の表面、この人間の生命の主体に対する直接的な試練はこれほど厳しくはありません。
ご存知のように、宗教も今までの歴史上の各種の修煉方式も、人間の最も表面、つまり本当のこの人に対して修煉の責任を負っていません。すなわち、この人の主元神が本当に修煉できるかどうかのことを考えていません。ですから、今までの多くの修煉者は長期にわたって、入定した状態で修煉していました。定の中で執着心を取り除くために演化され、現れてきた各種の状態は修煉者の副元神だけに作用しています。これに対し、大法弟子が常人社会で修煉するという形式によって、修煉者の取り除かれていない常人の各種の執着心、各種の表面において人間の利益からの誘惑は非常にストレートに現れてきます。このため、修煉者の表面の修煉が非常に重要視され、表面の人間の変化は大事なこととなり、修煉の中の最も難しいところになりました。さらに、先決条件として、救い済度し向上する目標は、すなわち人間の主体であるため、人間の本当の修煉は第一義となり、この修煉の方式によって人間の表面に直接試練を与えています。一方、副元神と人体のその他の生命体に対する試練はそれほど直接的なものではなくなりました。なぜならば、副元神とその他の生命体は迷いが解かれている状態にいるのに対し、人間は直接的な現実の利益による試練を受けています。これは大法弟子の修煉の特徴です。なぜ「人間が本当に修煉して神になることができるようになった」と私はいつも言っているのでしょうか? つまりこういう意味です。「形式上、本当に人間が修煉しています」 それは、人体が修煉の中で主体となったからです。
この大法が伝えだされた当初、多くの神は理解することができませんでした。人間を大事にしすぎていると言われました。つまり、私たち神を大事にしておらず、人間を大事にしているということです。これまで誰が人間を大事にしたのでしょうか? 人間はそれほど多くの執着を持っており、行為はそれほど下劣であり、理性もはっきりしていないのに、なぜ人間を済度するのでしょうか? もちろん、彼らに知られていない多くの原因があります。以前説法の中で、低次元の神は人類の表面の真実の状況を知らないと話したことがあります。人類の歴史は長い歳月の中で多くのことを経験し、人間の表面は輪廻転生の中でたくさん、たくさんのことを経験しました。法を正すことによって衆生を救い済度していますが、このような生命を済度しなくても良いのでしょうか? 大法は宇宙で法を正しており、これまでのある一種またはある特定の範囲にいる生命に対して責任を持つということではなく、法を正すことは全ての済度され得る衆生を救っています。人間の主体にある神が作った全ての生命の存在方式も含まれています。しかも、多くの人は長い歳月の中で苦難を経験しましたが、済度しなくても良いのでしょうか?
三界の主体は人間ではありませんか? 三界内の衆生は全部救い済度するのではありませんか? この修煉方式と、人間が歴史の長い歳月の中で築き上げた基礎、耐えてきた苦難によって、人間は古から今日まで最大の威徳を備えるようになったのではありませんか? これらの生命は最も素晴らしい生命であり、まず救われ済度されるべき生命ではありませんか? この世を法を正す基点としている以上、まず考えるべきことは、この部分の人間の生命を解脱させることではありませんか?
もちろん、このように簡単なことではありません。歴史上、今日のこの全てがすでに見通されており、三界が形成された初期から、人間の最も表面の体に徐々に将来法を正す時期に必要な生命と条件を按排しました。同時にこれらの生命は長い歳月を経験する中で巨大な威徳が備わるようにしました。つまり、人間の表面も簡単な人ではありません。低能な行為と智慧のなさは人間の次元と三界という環境、加えて人間を造るときの基準などによって制限されているからです。現象からなかなか見抜くことができません。次元の高い要素であればあるほど、人体の表面では気づかれにくいからです。気づかれていないから、人間の真実の状況は異なる次元の生命に対して明かされたことがありません。全ての神が宇宙と三界との関係を知っているのではありません。歴史上、人類社会にたくさんの文化と予言がありましたが、中に三界に近い神でさえ知らないこともあります。これは不思議なことではありませんか? なぜでしょうか? 彼らはなぜ知らないのでしょうか? 人類でさえ歴史の哲理から幾らか正しい理を認識することができました。特に人類の歴史によく当たる予言が残されています。それなのに、なぜ神はそれを知らないのでしょうか?
実は、人類社会や三界の中に多くの迷いがあり、その多くは神には分からないのです。しかも、人類の時間と多くの神の時間とはとても大きくて、とても多くの差異があります。もし人間を一つの粒子として考えれば、体積が人間を越えるもっと大きな粒子である神が察知する、または知ることのできる人類社会の長い歴史も非常に限られています。体積が人類より小さい粒子、または分子粒子より小さい神の時間が非常に速いので、多くの生命は三界の根本の歴史、三界が存在する目的と生命が存在する本当の意義を全く知りません。神は本当に死んでしまうことはありませんが、身が置かれている次元で再生することがあります。「再生」という言葉で表現しましょう。神も宇宙の以前の成、住、壊、滅によって再生します。人間が生老病死して、再び転生すると同じです。宇宙を作ったときの法理が循環の原則を決めたため、神の次元にもこの状態があります。ただ、神の循環はその時間の中で非常に長いのです。しかも、神の再生の過程は神には分かっています。人間のように、死ぬことが非常に恐ろしいことで、再生するなど来世を信じておらず、全てが迷いの中にあり、人間にはそれが分からない、という状態ではありません。しかし、神の状態下で神には分かっています。ただ再生する中、以前の記憶が消されており、再生のとき以前の記憶が存在しなくなるという状態です。しかし、この全ては神にとって、長くて終結はないようです。しかし、再生の過程の中で、以前のことが分からなくなりました。長い歳月の中で、宇宙の全ての神は三界の歴史を知っているというわけではありません。今日の法を正すことも含めて、全ての神はその訳を知っているということではありません。ひいては法を正すことを理解せず、その一歩一歩の進展が見えない神もいます。各界の衆生も法を正すことがもうすぐ目の前にやってくる時のみ、見えるようになりますが、やってくるまでは見えないのです。ですから、宇宙の衆生は今回法を正す中で異なった現れがあります。正しく認識したり、間違って認識したり、消極的に認識したりする衆生がいますが、こういう状態です。今日見た人類社会の人が表した全ての状態は、皆さんに教えますが、上界の情況とほぼ一致しています。
1999年7月20日前、大法が広く伝わり、その時各界の衆生と神々はどういう状態だったでしょうか? 彼らは皆、大法が本当に素晴らしい、これほど良い法を人間に伝えるのはもったいない、しかも人間が最も良くないときに伝えている、と言っていました。中に、良くないときに伝えたほうが大法の素晴らしさを引き立てることができると言っている生命もいます。また、李洪志が慈悲深いのであれば、全ての良くないものを全部彼に押し付けて、罪業を消してもらおうと思い、便乗して悪事をする生命もいます。しかし、押し付けられた罪業は天のごとく大きいのです。多くの神はこの情況を見て、彼はこの情況下でやりとげられるのかどうかと思っています。皆それぞれ異なる考えと認識を持っていますが、総じて言えば、正しい作用を働いているものが主導でした。しかし、1999年7月20日迫害が始まったとき、彼らの考えは変りました。多くの各界の生命は消極的で傍観的な態度で見ています。卑しい鬼が悪事を働き、迫害を行っているのを見ても、知らぬ顔をしています。それでもやり遂げられるかどうかを見ているかのようです。成功すれば、「なんと素晴らしいことでしょう。私はあなたの味方です」と言うのです。しかし、旧勢力、旧い生命が刺激され、抵抗し、世の中に邪悪な気炎が充満しているのを見て、衆生はそれぞれの私心を抱くようになりました。多くの衆生はこのことが成功し難いと思い、失敗したら自分自身も巻き込まれてしまうことを恐れ、立場を表明しませんでした。各界の衆生はほぼこの状態でした。宇宙の法が各界の衆生を救い済度するためにあるので、衆生に対してあまりに高く要求してはいけません。皆正しく行動していれば、宇宙で法を正す必要もありません。悪くなったからこそ、こういう状態があるのです。これは今回の法を正すこと及び大法弟子に対する神の表れです。
もちろん、法を正す全体の情勢が絶えず前へと進むにつれ、この世と三界全体の情勢も絶えず変化しています。今皆さんが見た世の人々の表れは天上ともよく似ています。他の角度から言えば、もし多くの世の人々の生命が天体と対応し、それぞれの来歴があれば、皆さん考えてみてください、上界の今の状態と直接関係しているのではありませんか? もちろん、人間の表面はこれが分かっていません。現在多くの人は大法を支持するようになりましたが、多くの各界の衆生と各界の王は大法が法を正すことが必ず成功し、その勢いをすでに阻むことができないと分かり、積極的に自分の立場を表明し、何かの行動を取ろうとしています。旧宇宙の最後の要素は以前からすでにこのようになると分かっています。宇宙の中にまたさらに高い最後の生命がたくさんおり、それらは旧勢力の要素と何の関係もありませんが、やはり旧い生命であり、それらの変異した後の観念を抱いています。大法弟子に対して、それらは宇宙の先天の欠陥と変異した特性を持って、旧い全てを守ろうとしています。この迫害が大法弟子を修煉させることができるとそれらは思っており、その観念が抵抗作用を働いています。さらに、それらによって表面のこの世と各界との間に間隔が生じ、世の人々が大法を認識することを阻んでいます。この情況下で乗り越えてきてはじめて、修煉が成就し、そして下界の衆生と世の人々はこの情況下で態度を表明してはじめて、残ることができるとそれらは思っています。このような情況下での選択はこの生命の素晴らしさを表していますが、法を正すことの状態がこれを必要とするかどうか、さらに最も肝心なのは未来の宇宙がこれを不要としていることを、それらの生命には分かっていません。法を正す中で、この負の要素、反の要素は認められていません。生命のこのときの法を正すことに対する態度こそ、何より重要なのです。この中に、法を正すことを左右するいわゆる最後で最も高い次元の生命が含まれています。
法を正すことはすべての生命の将来にかかわっており、大法弟子、世の人々または各界の衆生だけを対象にしているのではありません。法を正すこの洪大な勢いの中に含まれていない生命がいるのでしょうか? 同時に法を正すことに対する態度が極めて重要なので、誰かの封鎖によって、衆生が無知の情況で法を正すことと大法に罪を犯すことは許されません。初めから旧勢力という要素の妨害が現れるべきではありませんでした。いかなる要素の妨害もなく、衆生がまったく制御されていない状態で、法を正すことを見て、このことに対して自分の態度を表明することこそ、衆生の真実の選択です。そうでなければ、それらは誰かを良い生命として按排したければ、良いことをさせるように按排し、誰かを悪役として按排したければ、悪事を働かせるように按排してしまいます。これは衆生自らの真実の表れなのでしょうか? 違います! しかし、現在の情況から見ると、宇宙の中の旧い、最後の要素はまだ未来に成就することを妨害しています。
今日、私たちが見た世間の生命の表れですが、旧勢力に左右されているとは言え、各界の衆生と神々も徐々に大法を認め始めました。しかし、これは本当に大法、法を正すこと、大法弟子に対して無条件に受け入れるのではなく、法を正すことの成功が天体全体を広く衝き、その勢いに圧倒されてからのやむを得ない選択です。もちろん、かなり多くの生命は本当に分かったのです。なぜならば、彼らは法を正すことの成り行きを目にし、未来の全てが必ず成功すると分かったからです。もちろん、この全ては世の人々には分かりません。世の人々は、法輪功がならず者の執政している中共政府の迫害に屈していないのを見て、常人の認識として、「法輪功はたいしたものです。これほど長い時間が経っても、邪悪な中共邪党に撲滅されることなく、かえってますます強くなっています。しかし、中共は法輪功を迫害する中で、自分を潰してしまいました。やはり法輪功の人々は素晴らしい!」と表しています。しかも、大法弟子が表した正念のある素質によって、中国人は中華民族の道徳の回復の希望が見えるようになりました。汚職幹部、社会の犯罪など、中共統治下の社会はすでに乱れています。その上、法を正す初期、中国人が法を認識し、法を得ることができるように、当時中国人の考えを開いたのです。それによって、中国人は非常に賢くなりました。しかし、今回の迫害の中で、中国人は法を認識するために、この賢さを生かしたのではなく、罪を犯すことに使ってしまいました。これによって、この数年、大法弟子を迫害する中で、真善忍を攻撃し、邪悪を宣揚する際に、衆生の犯罪の方式も極めて気づかれにくくなり、複雑になりました。中国の現実の情況に対して、中共の無頼集団は全く成す術がありません。自ら作った罪と複雑な社会を前に、この全てを挽回する力はもうありません。
私が先程話したことは、つまり今日再びここに座って皆さんに法を説いているわけです。(熱烈な拍手) 時間がすでに五、六年経ちましたが、私は今日ここで法を説くことにおいて、皆さんの心情も恐らく違うと思います。当時ここで法を聞いたことがある学習者の気持ちはさらに違うかもしれません。私たちは今回の邪悪で残酷な迫害の中から、ほぼ乗り越えてきました。法を正す中で、邪悪な中共邪党の要素は大量に、急激に、急速に消滅されています。まさに私が話したように、それらはほかでもなく邪であり、悪で、悪いものです。それらは存在している限り、悪事を働きます。ですから、中国において、中共邪党の要素は、民衆及び世の多くの人々に対する抑圧が除去され、緩和され、軽減されて、大きな作用を働かなくなりましたが、大法弟子に対する迫害をまだ維持しています。これらのものを徹底的に根絶してから、はじめてこの迫害が終わることになります。中共邪党のこれらの邪悪な要素は必ず、法が正される中で、神によって根絶されます!(熱烈な拍手)
中共邪党にも自身が崩壊寸前の状態におり、大勢をもう挽回できないと分かっています。多くの人は逃げ道を作っており、また、多くの人は今回の迫害の中で自分が犯した罪を隠そうとしています。もちろん、より多くの人はこの邪悪な中共邪党組織から脱退しようとしています。この全ては、邪党の忠実な追随者に絶望と恐怖を感じさせています。特に、脱党運動によって、それらは恐れおののいています。大勢がすでに挽回できなくなり、この全てがもう無理だと分かりました。常人がどういう態度を持っているのかに関わらず、中国社会、中華民族がどうなるのかを心配しても、全て無用な心配です。神は古から、人類のいかなる民族といかなる個人に対するコントロールを緩めたことはありません。神がこの社会に乱れるようにと命じれば、この社会は必ず乱れるようになり、人に狂うようにと命じれば、人は必ず狂うようになります。神がこの社会に安定するようにと命じれば、この社会は必ず安定します。それほど大きな中共邪党陣営は、解体するようにと命じられたら、数日の間に解体してしまいます。(拍手) 神がどのようにしたいかによります。そうではありませんか?
人類社会の全ては法を正すために切り開かれたものです。今日の全ても私の大法弟子が法を実証するために存在しているものです。皆さん覚えてください。皆さんこそ、今日の人類社会の主役であり、衆生に最も注目されている生命です。また、皆さんはこの世の全ての人の未来の生命を決めています!(拍手) ですから、衆生を救い済度することと、自らをしっかり修めることは、皆さんにとって、大法弟子にとってこの上なく重要なことです。自分自身のこの生命の圓満のためだけではなく、衆生のため、さらに多くの生命が皆さんに託している期待のためでもあります! 私の話はここまでにしましょう。(長時間の熱烈な拍手)
今行うべきことは皆さんが現在行っていることなので、私はたくさん話して、皆さんが現在行っていることをぼかしてはいけません。現在行っていることは非常に重要です。ですから、多く話しません。ありがとうございます!(熱烈な拍手)